Chelsea Symphonyのコンサート
1月22日(日)
朝から思い立って和食のお昼ごはんを作り、夫と一緒にしっかり食べた後に、午後から友人が出ているオケのコンサートに行ってきました。
チェルシー・シンフォニーは今シーズンで6季めだそう。
チェルシーっていうと日本ではキャンディーを思い出す人も多いかもしれないけど、NYでは地域の名前です。
レンガ造りの家が並ぶ、おしゃれな住宅街。
その一角にあるこじんまりした教会でのコンサート。
プログラムのデザインがモダンで素敵!

プログラムの最初に書かれているように、「Rediscovering America」が今シーズンのテーマらしく、古今アメリカ人作曲家の作品を積極的に取り上げてます。
ちょっと面白いなって思ったのは、このオケ、土日の2日間続けてコンサートをやっているんだけど、前プロとメインは同じ曲で、中プロのコンチェルトだけ日ごとに違うんです。
前日はモーツァルトのバスーン協奏曲、そしてこの日は現代の作曲家のチューバ協奏曲です。
入り口に「推奨される料金・20ドル」って書いてあります。
つまり必ずいくら払わなければならないというのはなくて、「20ドル払ってくれるとうれしいな」ってことなんですよね。
だからもちろん1ドルも払わなくても聴くことができます。
この方式は日本語にすると「希望料金制」とでもいうのでしょうか。
実はNY一の美術館、メトロポリタン美術館もこの方式をとってます。
ガイドブックには普通に「料金○○ドル」と書いてありますが、HPをチェックすると「Recommended Adult 25$」、日本語だと「希望料金 大人25ドル」ってなってます。
いくら払うかはお客さん次第っていうことで、私はこの方式結構好きです。
さてさて、プログラムはこれ。
1曲目の作曲者、若かった!
まだ20代じゃないか?と思ったらその通り。1985年生まれって書いてある。
現代曲にありがちな???な変拍子の曲ではなく、意外にキレイでほっとした![]()
2曲目になったところで、1曲目の作曲者のベンジャミンくんが私のすぐ前の列に座って演奏を聴き始めた。
見れば見るほど若い・・・。
そして、頭ちっちゃくてスリム。
この彼の頭の中にあの曲を作る脳ミソが詰まってるんだな~としみじみ見てしまった(笑)
2曲めのチューバ協奏曲、作曲者のおじちゃんが前に立ってほんの2~3分だけど曲の説明や作曲の経緯なんかを紹介してた。
これって面白い![]()
いくつかのテーマを抜き出して演奏してみてくれたりも。
私が演奏させてもらってるOne World Symphonyでも同じようにやるんだけど、聴く前にとっかかりが出来て、特に超メジャー演目じゃない場合は助かります。
個人的には3曲めのアイヴスの交響曲2番、すごく楽しく聴けました。
アイヴスって「答えのない質問」っていう曲を大学時代に弾いて、その時は??なままそれ以上追及しなかったのだけど、今回彼のプロフィールを読んでみて&指揮者の演奏前解説を聴いてかなり興味持ちました。
自分が今アメリカに住んでるからっていうのが大きいんだとは思うけど、エール大でフットボール選手で、同時にすぐれたアスリートだったとか、卒業後は保険会社に入ってその後独立して優秀なビジネスマンだったとか、なんだか等身大の彼が見えてくると、親しみを感じずにはいられない感じ?でしょうか。
交響曲2番は、途中にドボルザークやブラームスっぽいところ満載、さらにはアメリカに古くからあるような民謡?みたいな曲とか、いろいろ入ってて飽きない曲でした。
一番最後の不協和音でガクッってくるんだけど(笑)。
演奏が終わってから、オケで弾いてた友人に挨拶。
さらにチェロを演奏してたオリバーくん(うちの夫のチェロの先生でもある)とおしゃべり。
私が、「アイヴスが面白かったけど、どうして最後の和音がついてるんだか謎だわ~」って言ったら、彼は、「それがアイヴスのジョークなんだよ、きっと」って笑ってました。
なるほどね、ジョークね。
なんだかそれですっきりしちゃいました!

大きすぎず、小さすぎない教会で、非常にバランスのよい音でした!

写真を撮るタイミングを逸してしまい、指揮者さんを正面から撮れなかった・・・残念。
このオケもそうなんだけど、マンハッタンで演奏しているオケって、かなりの確率で音楽を専門に勉強したというか、日本でいう音大を出た人が結構いる。
だから金管楽器なんかは特に、上手な人が多い。
このオケも、小さいけどレベル高いな~って思いました。
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