5月1日(火)
今日、羊水検査に行ってきました。
羊水検査とは、文字通り、お腹の中の羊水を採取して、染色体の異常などを調べる検査。
先生の説明によると、これによって100%、染色体異常が分かるそうです。
(胎児のすべての異常が分かるわけではありません)
説明によると、血液検査と超音波診断によるスクリーニングで、80~90%の異常は分かるそうで、それを受けてからその値によって羊水検査を受けるかどうか決めてもよいそうですが、最初から羊水検査を受けると決めている場合はスクリーニングを受ける必要はないとのこと。
40歳の妊娠ということもあり、いろいろな意味で心の準備を、と思い、私は最初から羊水検査を受けるつもりでした。
昨日、「羊水検査」でインターネットで検索してみたところ、日本では、検査による流産のリスク(0.2~0.3%とか、0.3~0.5%とかいろいろな数字が出ていた)を考えて、「受けない」という人も多いようだし、病院でも羊水検査を積極的に進めてはいけないそうです。
(35歳以上のいわゆる高齢出産や、第1子に染色体異常がある場合に「羊水検査というものがある」と医師から伝えられるらしい。いまどきはネットで自分で調べる人も多いので、こ「羊水検査」を知ってる人は多いと思うけど。)
NYで私が聞いた限りの情報では、全員が医師からスクリーニングと羊水検査について患者に伝えられているよう。受けるか受けないかは本人が決めることだけど、そういった検査があると情報を医師が提供しなかったとなると問題ということかな。
アメリカらしいといえばらしい。
お腹に針を刺して羊水を抜くということで、リスクがゼロでない(羊水が漏れ出してしまうことがあるらしい)羊水検査。
先生の話では、スクリーニングの数値が高かったからといって必ずしも異常があるわけではない、とのこと。
でも、そこで数値が低くてもゼロじゃないわけで。
数値が高かったら、きっとその後の羊水検査を受けて結果を聞くまでずっといろいろ考えるんだろうなと思うと、ここはきっぱり、現実を直視すべし!と、なぜか私は最初から考えたんですよね~。
で、実際の検査について、せっかくなので書いておきます。
昨日読んだ、日本での羊水検査と内容はほぼ一緒ですが、
「やっぱり、アメリカやなぁ~」という驚きもありました
朝8時45分の予約。
仕事場に近いので、ということで夫も付き添い。
病院につくとすぐに名前をよばれ、6畳くらいの小さな部屋(いわゆる診察室。日本だと、カーテンで仕切られているところも多いみたいだけど、このクリニックは小部屋が少なくとも5~6個はある。)で、体重と血圧測定。
体重はいつもの通り、服のまま。アメリカ人だったら靴のまま体重計に乗るんだろうな。
血圧は70/110。
いつも通り。
ここ10分ほどして、超音波の設備のある診察室(ここは8畳くらいか?)に移り、ガウンに着替える。(ガウン以外はすべて脱ぐ)
で、待つこと10分位。幸い夫がいるので、冗談など言いながら気を紛らわす。(1人だとやたら長く感じる待ち時間も、2人だとなんとなく短く感じる。)
看護師の人が来て、検査に必要な器具などを台の上に準備していく。
パッケージに入ったガーゼ数枚、大きなピンセットみたいなもの、銀色のコップ、蓋つきの試験管みたいなの4本、注射器、イソジンと思われる消毒薬1本、超音波のヘッドの先に塗る水色のジェル状のもの、ビニール袋・・・そんなもんかな?
先生登場。
「まずは超音波で見てみましょう。」
とのことで、ジェルを塗り、お腹の下の方に紙のタオルを広げ(ジェルがつかないように。)お腹にヘッドをあてて赤ちゃんを見る。
今日も元気に動いている。2週間前の前回に比べて手の形がはっきりしてる。
私:「そろそろ性別もわかるんですか?」
先生:「明日、検査の結果が出ますからその時には分かりますよ」
へっ?明日?
昨日、ネットで見た記事には10日~3週間とか書いてあったけど。
そうか~、明日には分かるのか~。
先生:「では、こんな風に見ながら、針を刺して検査をしていきます」
私:「はい。」
先生の他には2人の看護師さん(だと思う。)と夫。
夫は足元の方の椅子に座るように言われ(私の顔は見えている)、看護師さんと先生たちが私から見て左側に立ち、手袋をつける。
ガウンは着たまま、さらにお腹の上と下に紙の大きなタオルを置いてくれる。
診察台をフラットに倒して、足はのばしたままの姿勢でいると、先生から、両手を頭のところに持っていくようにとの指示。
銀色のコップにイソジンを満たし、大きなピンセットでガーゼをつまんでじっくり浸し、お腹を消毒。結構冷たい。
針を刺すのは1カ所だろうに、お腹の表面全体をくまなく消毒。
それが、1回、2回・・・3回。
イソジンがつーっと横に垂れて行くのが分かる。
そして、いざ、針が・・・と思ったら、先生が左手に超音波のヘッドを持ったまま、ドアの方を見ている。
???
先生:「もう一人、先生に手伝ってもらいますので」
私:「はい。」
・・・しかし、1分・・・2分・・・先生は来ない。
超音波のヘッドの部分にはビニールがかけてある。
これも空気中の菌に当たらないようにしてるのか??
お腹が・・・冷たいよ~。
そして、なんとな~くみんな手持無沙汰な空気。
何か、話した方がいいのかな?
私:「先生、今日1日家で寝てたら、(続きがあったけど先生に遮られた)」
先生:「寝てなくてもいいですよ。激しい運動とかは避けてください。」
私:「あ、はい。で、明日の夜は、あ、私、ヴィオラを弾くんですけど、夜オーケストラのリハーサルがあって、夜7時から10時なんですけど、大丈夫でしょうか?」
とかいってたら、女性の先生登場。
やっと始まるのね。
女性の先生は私の右側に立って、超音波のヘッドをお腹にあてる役。
A先生がストローのような透明の細い筒を手に持っている。(たぶんそれで針をさす場所をマークしたんだろうな。)
先生:「針刺しますよ」
私:「はい。」
腕から採血する時のようなちくっとする痛み。
そこからはモニターを見てたんだけど、赤ちゃんの動いているところから、モニター上で2~3センチ離れたところに針がプスって刺さっていく。
針の痛みは、筋肉注射の時、というか献血の時みたいな感じで、刺さってるな~って分かる。
私:「何ccくらい採るんですか?」
先生:「25ccくらいかな。」
夫:「今、2本目だよ。」(やっと夫の声、登場・笑)
モニターを見てると、赤ちゃんが動いてて、針の方に手を伸ばしているようにも見える。
私:「触っちゃダメよ~。」
赤ちゃん、いきなり何かが天井からするする降りてきたみたいでびっくりしてるかな?とか考えたけど、まだ目も見えてないし、真っ暗だから分からないか、と冷静になる。
先生:「触っても大丈夫ですよ」
私:「あ、そうですか。」
先生:「羊水、とてもきれいですよ。出血があったけど(4月に1度、結構な出血があった)、澄んでます。」
私:「そうですか。」(ちょっとほっとする。ゆっくり息を吐く)
先生:「まもなく終わりですから。」
私:「はい。」
先生:「終わりました」
という声を同時に、すばやく針を抜く。鮮やか~!
針を刺していた時間はたぶん1分半~2分。(だと思う。長く感じたけど。)
いや、3分位かな?(あとで夫に聞いてみよう。)
看護師さんがお腹を紙タオルで2回くらいゴシゴシ拭いてくれて・・・ベッドを起こしてくれた。
え、これで終わり?針刺したところにガーゼとか、絆創膏とか、無いの??
そんなものはありませんでした。(笑)
針を刺した後がまだちくちくする感じだったけど、さらに紙をくれたので、お腹の脇の方のイソジンを拭いて・・・おしまい!
先生:「結果は明日届きますから、お電話しますので。」
私:「はい。」
先生が扉を出て行くところで、
私:「あ、先生、明日の練習、大丈夫ですか?」
先生:「大丈夫ですよ。」
私:「わかりました。ありがとうございました。」
これが今日の羊水検査の記録です。
日本では、局所麻酔をして行うところもあるそうだけど、私の感じでは、それほどの痛みというわけではなかったです。
検査後の注意という紙をもらいましたが、1週間はバスタブにつかるのはダメ、重いものを持つのはダメ、などいくつか注意が書いてありました。
終わったらホッとしました~。
大丈夫、とは思ってたけど、羊水が流れだしたらどうしようとか、やっぱり気になっていたから。(おかげで昨夜は変な夢ばかり見て疲れた~)
ちなみに料金は600ドル。
たしか、1200ドルと書いてあったと思うけど、私は保険がないので病院でディスカウントしてくれています。
(もちろん、病院によります。
保険がある人で、保険でカバーされる人は10ドル程度の自己負担のようです。)
羊水検査は日本でも保険適用外で、10万円とかかかるようなので、これについては珍しくNYでの方が安かったようです。
ぐったりしたので、帰りはタクシーに・・・と一瞬考えましたが、NYのタクシーは乗り心地が悪いのでバスの方がまだ身体にやさしいだろうと考え、M42のクロスタウンのバスに。
なんとなくお腹がチクチクするような気もしておっかなびっくり乗り込み、座席に座ると、急にお腹が空いた・・・。(そしてついでにお腹の中がまたぎゅるって動いた・・・)
途中、Madison Ave.で降りて、日本食スーパーで、お弁当を買ってみました。
お弁当なんて、日本にいたらわざわざ食べたいと思わないだろうけど、何だか急にお弁当が食べたくなって、途中下車して買って帰ったのでした。

MAKUNOUCHI BENTO、6.99ドル。
コロッケか、とんかつかと思ったものはメンチカツでした。
ひじきはヒ素が・・・とちょっと思ったけど、ほんの少しだけならよしとしよう!
お弁当を買った後も、バスで帰ろうとブライアントパークの脇を通り6Ave.へ。
やたらとTV中継車やテレビカメラを持った人が多いので、何だろうと思ったら、今日はMay Dayなのね。

今日から5月か~。
朝降っていた雨も止んで、日が差してきました。
今日は1日、家でのんびりしよ~っと。
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